映画についてのよけいな事

映画好き。でも何故か映画の感想より俳優や監督への感想ばかり

ガル・ガドットというスター誕生で思った日本とアメリカの違い (3)

ハリウッドでは、ステイタスのある俳優や監督が自分の主演用やお気にいり俳優の主演を念頭に企画する作品もありますが、制作費の規模が大きい作品は大きければ大きい程オーディションを重要視してるみたいです。

世界興行成績No.1の『アバター』もNo.3の『スターウォーズ  フォースの覚醒』も主要キャストをオーディションで決めてます。

60年前でさえオーディションの習慣があり、『ローマの休日』(1953年米国公開)で発掘されたオードリー・ヘップバーンは今でも永遠のスターです。

全ての人にチャンスを与え、徹底的に理想のキャストを吟味する、その妥協のなさが常に世界中の映画ファンに高レベルの作品を供給し続けられる要因ではないでしょうか。

一方、日本は、逆に大作になればなるほど、オーディションなし、莫大な制作費を回収するために、ヒットさせなければならない、その為に最初から有名な俳優やジャ二ーズタレントの起用が当たり前。又はジャ二ーズ事務所のような強力な芸能プロダクションが制作にかかわるので、そこの俳優の起用が絶対条件……ハリウッドのように誰にでも公平にチャンスを、という思想は全くないみたいです。

だから原作物を映画化した時、原作ファンにとってキャストが「これじゃない感」ハンパなかったり、し烈なオーディションを戦ってない人が主役をやるので原作に比べて凄くチープな感じの映画になってしまってるの、多いと思います。

と、いきまいてますが、日本とハリウッドでは、資本や活力の大きさも違うし、仕方ないんでしょうね。それに『忍びの国』も『関ヶ原』も大ヒットしてますから私みたいのは凄い少数派なんだろうな、と思います。もしや日本で一人だけだったら………どうしよう 、私、社会不適合者って事になるのか……

まあ、大丈夫でしょう、みんなと同じように『ワンダーウーマン』に感動できたし、ガル・ガドットも好きだし……

A-LIST俳優になったガルはこの先、アクションスター界のオードリー・ヘップバーンみたいになっていきそうだけど、2014年に、イスラエル軍によるパレスチナでの虐殺を支持する発言をフェイスブックにあげた事が話題になり、万人に愛される美女というイメージが、どれ程影響を受けるのか、シャーリーズ・セロンみたいなシリアス物もできる女優になるのか、これからがこの人の正念場ではないだろうか、と思う。

 

※ガルが今の中東紛争で多大の犠牲者を出しているイスラエル軍を100%支持する意志を公にしてる事が波紋をよんでいる、という記事。

news.yahoo.co.jp、