映画についてのよけいな事

映画好き。でも何故か映画の感想より俳優や監督への感想ばかり

こんなところにカメレオン ブレイク寸前!ジョエル・エドガートン

 

※『ザ・ギフト』『ミッドナイト・スペシャル』のネタばれ少しあります。

 

私はカメレオン俳優が大好きなんですが、その私が今まで全く気がつかなかったカメレオンがいました。オーストラリア出身、43歳のジョエル・エドガートンです。

 

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私だけでなく世間でも知名度が低いようで、”オーストラリア出身俳優”で検索をかけても、見た事のない人の写真も大量にある中で…記載されてません。

でも、ちょっと洋画に詳しい人なら、きっと見てるんですよ、例えば

 

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 (『エクソダス 神と王』2015年日本公開)

      このエジプト王ラムセスとか

 

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 (『ザ・ギフト』2016年日本公開  監督も脚本も制作も本人がやってます)

 この非リアの、可哀想で、でも復讐の仕方がキモイいじめられっ子とか

  

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 出典: www.enzasbargains.com

(『ラビング 愛という名前のふたり』2017年日本公開)

ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞にノミネートされた演技力に納得です。

 

私は三作品全部観てますが、先週までこの三種類の男達が同一人物だという事を知りませんでした。もちろん、私が間抜けすぎる事もありますが、それにしても、あの絶対的権力の頂点に君臨していた王様と『ザ・ギフト』のかわいそうな非リア男が同じ人とは……

更に、同じ監督が撮った人間ドラマ『ラビング』とSFアクション物『ミッドナイト・スペシャル』(2016年アメリカ制作 日本劇場未公開)では同じ髪型、同じような服装なのに、雰囲気が全然違うんです。

 

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 凄いなぁ…ロバート・デ・ニーロでも姿形が同じだと、”別人感” はないからなぁ。

 

そんな演技力が評価されてか、これから公開予定の二作品では、メジャー映画の準主役に大出世してます。(メジャー映画で悪役じゃなくて、”いい人”役で準主役なのは初めて)

 


Red Sparrow Official Trailer HD 20th Century FOX

 

『Red Sparrow』(2018年 米国公開予定)では、ロシアのスパイと恋に落ちるCIA諜報員 役で、ジェニファー・ローレンスと恋人役ですよ!

私の勝手な想像ですが、こんなメジャー級の映画で、ジェニファーの相手役に渋くてかっこよくてスパイが似合う男優をキャスティングしようとしたら、まずトム・ハーディ(40歳)あたりに話が行くと思うのですが、又はオーディションするとしても、顔の知れた人がジャンジャン集まったでしょうに、それを蹴落としてこの役をもらったとしたら、二枚目でカメレオンという唯一無二のポジションにいたトム・ハーディもうかうかしてられないぞって感じだな、と思います。

しかもカメレオンぶりがトム・ハーディより幅広くて、『ブライト』では怪物の役ですからね。

 

『ブライト』 Netflix製作、12月22日~全世界同時配信。

       監督: デビッド・エアー(スーサイド・スクワッドの監督です)

       主演: ウイル・スミス(49歳) 

 


Bright 2017 (Official Netflix Trailer HD)

 

以前も書きましたが、Netflix, ほんとにいい仕事してるなー!と思います。

この映画も『スーサイド・スクワッド』を撮る時は色々制約があって、自分色を薄められちゃったデビッド・エアー監督が、自由に撮らせてくれるってんで大喜びして作ったそうです。

 

 

おまけ

  『ミッドナイト・スペシャル』良かったです。

良かったところ

1 最近の流れの「異星人vs地球人のはでな戦い」の映画に食傷気味の私には、異星人(又は違う次元に存在する生物)を自然に受け入れる、共存する(息子を託す)普通の善良な人達や、NSAの頭脳明晰なだけでなく、人間としての聡明さも備わっている研究員等の登場人物がすごく新鮮で好感度大でした。

2 この監督、ジェフ・ニコルズ(38歳)の芸風だと思うけど、7割くらいしか情報を出してくれない、後は自分で想像してねっていうのが程よく寡黙で、最近のSF冒険物やアクション物において、解りやすくて、感動しやすいものを!という潮流と一線を画していて魅力です。